風俗店のプレイルームや、デリヘルを呼んだホテル・自宅で盗撮がばれてしまい、トラブルになってしまうことがここ数年特に増えています。

これまでは、腕時計型カメラや、ペン型カメラなど、いわゆるカモフラージュカメラを購入してまで積極的に盗撮する人が起こすトラブルでしたが、スマートフォンなどの携帯電話が流通することによって、つい魔が差して撮影してしまい大事になってしまうケースが増加しています。

では、風俗で盗撮行為がばれたらその後どのような流れに発展するのか。また、犯罪として警察に逮捕されないためには何に注意して示談を交わすべきかを解説します。

風俗で盗撮がばれたらどうなるのか

1.金銭請求をされる

風俗での盗撮が発覚してしまうと、最も多いケースとしてはやはり金銭請求をされることです。

最終的には、念書や示談書という形で書面を書かされることが多いのですが、請求される金銭の種類としては以下の3つになります。

①罰金

無店舗型であるデリヘルではホームページの利用規約に盗撮禁止の項目や違反した場合の罰金額について記載している店もあります。

また、店舗型のヘルスやソープでも、受付近くに同様の利用規約が張り出されていることがほとんどです。予約や来店時にその旨説明されることもあります。

ただし、風俗店の罰金請求は拒否!罰金支払が不要な明確な理由を弁護士が回答でも解説していますが、民間企業である風俗店が、お客に対して罰金という刑事罰を科すことはできませんので支払義務はありません。

②損害賠償

盗撮されたショックで風俗嬢が店を休んだり辞めてしまうことがありますが、それによって生じる店の売上の減少や女の子の逸失利益(働いていたら稼いでいたであろう利益)の賠償請求をされることがあります。

しかし、盗撮がばれてカメラの取り合いになって女の子を怪我させたといった稀なケースは別として、財産的損害の賠償はする支払義務はありません。

お客が盗撮したことと、風俗嬢がお店を休んだり辞めたりして生じた損害の間に社会通念上相当といえるだけの因果関係がないからです。

参考:風俗トラブルの慰謝料や損害賠償、支払義務はあるの?弁護士が回答

③慰謝料

罰金や損害賠償は支払う必要はないにせよ、風俗嬢に対しては慰謝料の支払義務はあります。

女性であれば、性行為を盗撮されただけでも不快な気持ちを強く抱きますし、昨今の性的画像や動画のネット流出事件の多発を考えれば恐怖を抱くのは一般人でも予見可能であるからです。

※裁判を起こされることもある

風俗で盗撮したお客に対して訴訟を起こすことは、弁護士への依頼料や訴訟費用の負担が生じるためケースとしては稀です。

但し全くないわけではありません。慰謝料については支払義務がある以上、女の子が弁護士に依頼して民事訴訟を提起してくることもあります。

もし訴状が届いたのに無視していると裁判は敗訴となり、店や風俗嬢が請求してきた金額がそのまま判決によって担保されてしまいます。

2.警察に犯罪として逮捕されることもある

風俗で盗撮したことがばれると、女の子が警察に被害届を出すことがあります。

風俗での本番や盗撮は犯罪として警察に逮捕されるか【弁護士が解説】でも解説していますが、2018年8月時点においては、東京都と奈良県の迷惑防止条例では、公共性のない場所での盗撮でも犯罪が成立し、警察に逮捕される可能性があります。

東京都と奈良県以外では、現時点においては、「公共の場での盗撮」が迷惑防止条例の対象になっていますので、風俗店やラブホ・自宅での自己の性行為を盗撮したことで同法で処罰されることはありません。

この点、「人が通常衣服を身につけない場所での盗撮」を処罰する軽犯罪法の適用も考えられますが、風俗での盗撮は犯罪になる?実際にあった警察の逮捕例を交えて解説で解説のように、プレイルームやラブホテルでの盗撮でこの法律で逮捕された事例はありません。

なお、「警察に被害届を出されたくなければ(あるいは取り下げて欲しければ)金を払え」と、結局は金銭請求のパターンに向かうことが現実としては多いでしょう。

3職場や自宅に電話や訪問をされる

特に風俗店からの要求を拒むと頻繁に起きていることとして、自宅や職場にまで電話をしてきたり押しかけてくるトラブルです。

罰金や損害賠償を店に支払う必要がないことは既に説明しましたが、しかし、店側としては利用規約で盗撮することを明確に禁止しており、それを破ったお客が悪いと思うのは当然の流れです。

お客の違反行為を放置することは店の面子が潰れることにもなります。風俗での恐喝・脅迫のよくある被害例と4つの対策方法で解説しているように、激しい取立て行為や恐喝まがいの行為に及ぶのは目に見えてますし、実際にそのようなトラブルの相談が一番多いのが現状です。

ヘルスやソープなどの店舗型風俗店とは違い、デリヘルのような無店舗型の店では予約時に携帯番号を知られていることでしょう。

なぜ、風俗店は携帯番号から個人情報を割り出せるか知っていますか?で解説しているように、携帯番号から名前や住所、勤務先の割り出しも簡単にできてしまいます。結局は身分証を見せてしまったことと変わりはありません。

自宅や職場に風俗店関係者から架電や訪問をされ、風俗で盗撮したことを家族や勤務先の人に知られてしまうと退職や離婚問題にまで発展しかねません。

風俗で盗撮がばれた時の4つの対処法

もし風俗で盗撮がばれてしまったらどのように対処すれば被害を迅速且つ最小限に食い止められるのか。これまで数多くの事例を解決してきた弁護士の立場から対処法を説明します。

1.絶対にカメラの奪い合いはしない

風俗での盗撮は東京都と奈良県の迷惑防止条例に該当するものの、それ以外では犯罪として逮捕されることがないことは既に説明しました。

しかし中には、盗撮がばれてカメラや記録媒体であるSDカードなどの奪い合いになり、その際に怪我をさせられたと風俗嬢から主張されることがあります。

そうなると、傷害罪や過失致傷罪などの刑法上の犯罪に該当し、最悪の場合、逮捕も有り得ます。

また、本来は盗撮がばれても支払う必要のなかった、店や女の子への財産的な賠償責任も生じる可能性もあります。

ですので、もしカメラや記録媒体を風俗嬢に奪われたとしても取り返そうとせずに素直に渡したほうが得策です。

2.その場から逃げ出さない

これも既に説明しましたが、逃げることで、風俗店や女性から「反省していない。誠意がない」と判断され、警察に通報されたり、個人情報を調べて多額の金銭の取り立てをされることもあります。

事態を悪化させないためにも、その場から逃げずに、風俗店のスタッフが来るのを待ったほうが良いでしょう。

怖くなってもしその場から逃げ出してしまったという人は、焦らずに当弁護士事務所にご相談ください。

3.要求にはその場では絶対に従わない

風俗店=反社会的な人達が関わっているというイメージをもたれている人も多いとは思いますが、必ずしもそうではなく、法律を遵守して運営されている優良風俗店も数多く存在します。

盗撮が発覚したときに優良店がとる対応を簡潔に言えば、①その場で金銭請求や書面を書かせるようなことはしない②直接お客とやり取りせずに顧問弁護士等、法律家を入れて解決を図る、この2点です。

優良店はお客の過ちを幸いとしてお金を脅し取らなくても風俗店の経営だけで十分利益を得ています。脅迫や恐喝で悪い噂が流れて営業に影響しないよう最大限の配慮をしたうえでお客の責任追及をしてきます。

それに対し、悪徳な店や、そういう店で勤務する女性はトラブルに乗じて、①その場で罰金や示談金の話を持ち出し②身分証や会社の名刺などから個人情報を確保し③念書や示談書等の書面を書かせます(口頭で支払いの約束を取り付ける場合もあり)。

この手の悪徳店の要求にその場で従うと、かなりの確率で後日改めて金銭請求されることになります。たとえ示談書を交わしていたとしてもそれを反故にするケースも非常に多いのです。

絶対にその場では要求に従わず、「弁護士を入れるので、弁護士からの連絡を待ってください」と回答するのが正しい対応です。

4.弁護士に相談する

風俗で盗撮がばれたときの対処法を3つ紹介しましたが、現実問題として、次のような状態の方が多いのではないでしょうか。

  • ①既に店から逃げ出してしまい、携帯にしつこく電話をされている
  • ②風俗店から一切連絡はないが、後日突然警察に逮捕されるか不安な日をすごしている
  • ③念書や示談書を書かされてしまった
  • ④免許証や社員証の情報を控えられてしまい高額な要求を受けている
  • ⑤要求金額の一部を支払い、残金の支払いを請求されている
  • ⑥金銭を支払い示談書も交わしたはずなのに随分日が経過してから再度の請求を受けている

悪徳風俗店に対しては、渡してしまった免許証などの身分証のコピーの回収や、取り上げられた撮影動画の永久削除、個人情報を悪用しないことを約束させることなど、ありとあらゆる交渉が必要となり、単に示談書を交わしたから安心というものではありません。

彼らにとって、たとえお客が立派な示談書を持参してきたところで、その書面で交わした約束を破ることも珍しくありません。なぜなら彼らはお客の弱みを握っています。警察への被害届もそうですが、家族や勤務先への連絡をちらつかせればお金をとれることを分かっているからです。

風俗店や女の子による恐喝や脅迫めいた言動を金輪際ストップさせるためには、民事だけでなく刑事事件の知識や経験、取り扱いの職権がある弁護士が必要であることは、風俗トラブルに恐喝や脅迫行為が常に伴うことからもご理解いただけると思います。

風俗店の取立て行為は、人の人生を狂わすほどの暴力的な言動で、到底受け入れがたい行為です。たとえ盗撮をしたことに落ち度があったとしても、それに乗じて多額の金銭を要求してくる恐喝まがいの行為を赦すわけにはいきません。

当弁護士事務所のモットーは
「家族や職場、周囲の人に知られることなく、迅速にトラブルを解決すること」です。
盗撮がばれて絶望的な気持ちになっている方、恐あ怖心から冷静な判断が出来ない方、誰に相談していいか分からない方は、気軽な気持ちで当弁護士事務所の弁護士にご相談下さい。
東京・大阪に事務所がございますが、全国対応で早急に解決します。

親身に誠実に全力で対応いたします。
相談する勇気が解決への一歩です。

なお、当弁護士事務所では、デリヘル等の風俗店で盗撮がばれたことでトラブルに発展することが多いことから、盗撮トラブルの専門サイトも運営しております。
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