風俗嬢の個人情報を店が悪用・流出することはある?事例で解説

結論から言うと、風俗嬢の個人情報を風俗店が悪用することはあります

「でも、多くの風俗求人サイトや、紹介サイトでは、個人情報が店に悪用されることはないと書いていますよ?」そう思われた方もいるはずです。

しかしこういったサイトは、女の子が風俗店に面接に行ったり働き始めることで店から紹介料を貰います。そのため、女の子が怖がって風俗で働くのを躊躇してしまうような内容を正直に書くことはできないです。

そこでここでは、以下のよくある質問4点につき弁護士がわかりやすく解説していきます。

  • ①なぜ風俗店は女の子の個人情報を確認するの?
  • ②風俗店では個人情報をどう管理しているの?
  • ③店が個人情報を流出させることはある?
  • ④悪用されるケースは?

なお、④の悪用されるケースについては、実際にあった相談事例をあげて解説していきますので、よりリアルな情報が得られるかと思います

全部読むと6分ほどかかりますが、読んでもわからないことがあった場合や、個人情報を悪用されてお困りの方は気軽に弁護士に相談してみましょう。

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なぜ、風俗店は女の子の個人情報を確認するの?

風俗店が女の子を雇用する際には、必ず、氏名・住所・生年月日・国籍を確認します。なぜでしょうか?

従業員名簿の作成等のため

風営法という法律で、風俗営業を営む者は氏名・住所が記載された従業員名簿を備え付けなければならないと規定されています。

警察の立ち入り等で違反が発覚すると、100万円以下の罰金に処せられますので、氏名や住所の個人情報を確認するのです。

就業資格があるか確認するため

風営法では、接客従業員の生年月日と国籍を確認し、記録を作成して保存するよう義務付けています。

18歳未満の女子や、日本国籍ではない者(特別永住者や配偶者が日本人の者などを除く)を雇ってお客との接客にあたらせると、公安委員会から8か月以内の範囲で営業停止の処分が下されます

なお、接客にあたった者が18歳未満の女子であった場合には、オーナーや店長などが風営法や児童福祉法違反として逮捕されます

こういった事態を避けるために、生年月日や国籍といった個人情報も確認しているのです。

顔写真付きの身分証を求められる理由は?

面接や入店の際に、パスポート、運転免許証、マイナンバーカードといった顔写真付きの身分証を持参するようにお店から言われます。

住民票や健康保険証といった顔写真が付いていない身分証だけだと入店させてくれない店がほとんどです。なぜでしょうか?

じつは、顔写真付きの身分証で本人確認しなくてはならないという法律はありません

しかし、顔写真なしの身分証での入店を許してしまうと、例えば、17歳の女の子が19歳の姉の健康保険証(写真が付いていません)を持参して姉を装って入店してくる怖れもあります。

もしその女の子が在籍して接客していることが警察に発覚すれば、「17歳だとは知らなかった。身分証では19歳だった」と反論してもオーナーや店長は逮捕されてしまいます。

風営法、児童福祉法において、「年齢を知らないことを理由として処罰を免れることはできない」とはっきりと規定されているからです。

そのため、面接に来た女の子の顔と身分証写真の顔が一致するかを店は確認する必要があるのです。

身バレ対策をとりつつシフトを組むため

面接や入店の際に、氏名・住所・生年月日・国籍・携帯番号・メルアド等の連絡先のほかに、実家住まいか一人暮らしか、交際相手はいるか、結婚しているか、子供はいるか、昼の本職はあるか、学校に通っているかなど様々なプライベートな情報も聞かれます。

これは、もし女の子が入店した場合に、身バレしないように配慮しつつ、生活状況に合わせたシフトの組み立てを考える目的があるからです。

例えば、女の子が実家暮らしであれば、深夜の帰宅になるシフトは避けるべきですし、交際相手がいるのであれば土日祝日は空けておいた方が無難でしょう。

また、デリヘルのような派遣型の風俗であれば、昼の職場や実家、彼氏の自宅付近などの近寄りたくないエリアをNGにすることで、女の子の知り合いに偶然出くわすリスクを減らすこともできます。

風俗店は個人情報をどう管理しているの?

面接したが不採用であった場合

面接の際に個人情報を記載した応募シートや渡した履歴書については、不採用時には後で店側でシュレッド処分されます。

ただし、「こちらでシュレッドしておきますね」という言葉だけでは不安な方は目の前で処分するのを確認させてもらうか、返却をお願いしましょう。

「あの店は面接で落としても応募用紙や履歴書の返却をしてくれない」と風俗嬢が情報交換する掲示板等に書き込まれて評判を落としては困るため普通は応じてくれます

なお、応募シートにしても履歴書にしても、一度店に渡した以上は、法律上は店に所有権が移転します。つまり、返却やシュレッドをしてくれないからといって違法にはなりませんのでその点は注意が必要です。

採用された場合

風営法という法律で、従業員名簿と、年齢や国籍等の確認を行った際の身分証のコピーを保管する義務が店には課せられています

この保管場所については、「各営業所ごとに」と定めらえているため、風俗のチェーン店であったとしても本社で一括管理するのではなく、それぞれの店内で保管されています。

また、従業員名簿や身分証のコピーは、各事業所のパソコンですぐに表示でき、印刷できる状態が整っていれば、紙ではなくデジタルデータで保存することも法律上許されています(風営法施行規則)。

まともな風俗店であれば、紙であれば鍵付きロッカーや書庫等に保管し、スキャン画像等のデジタルデータはパスワードロックのかかったPC等に保存されており、店長やマネージャークラスでないと見れないようにしています。

退店した場合

勤務していた風俗店を辞めた場合、できることなら”風俗で働いていた痕跡”をできるだけ抹消したいと思う女性が多いはずです。

しかし、風営法施行規則という法律で、従業員名簿や身分証のコピーについては紙であるかデジタルデータであるかに関わらず、退職日から3年間は事業所で保管することが義務付けられています

また、従業員名簿や身分証のコピーについても、履歴書や応募シートと同様に所有権は店にあります。3年経過したら返却・削除を必ずしてもらえる保証はありません。

ただし、退店後にこれらの情報が悪用されたケースは弁護士の経験上聞いたことがありませんのであまり心配される必要はないと思われます。

風俗店が個人情報を流出させることはある?

個人情報の流出というと、個人情報買取業者に売買することを想像すると思いますが、風俗ではまず考えにくいでしょう。以下の個人情報買取価格についての情報を見てみましょう。

医師会などの名簿の場合で1冊5000円。ゴルフ会員権の名簿では2000~3000円になる。

医者や、ゴルフ会員権を持っているお金持ちの個人情報が数百件~載っている名簿ですらこの価格で買い取られています。

風俗で勤務する、数十人~の女の子の個人情報を売ったところでほとんど利益がないことはお分かりでしょう

また、個人情報保護法により、「従業員や元従業員が、業務で取り扱った個人情報のデータベースを、不正な利益を得るために第三者に提供したり盗用した場合」、データベース提供罪として、1年以下の懲役または50万円以下の罰金で処罰されます。

しかも、もし個人情報が売られ、今現在在籍している、または過去に在籍していた女の子に怪しげな営業電話等が来るようになれば、SNSや掲示板でその噂はすぐに広まります。

微々たる利益のために逮捕され、悪い評判により今後女の子が応募してこないリスクを踏むことはまずあり得ないでしょう。

風俗嬢の個人情報が悪用されるケースは?

風俗店が女の子の個人情報を悪用するケースは主に2つあります。

脅して店に引き留めておく

ズバリ、女の子がお店を辞めようとしたときに、風俗店の社長や店長、人事担当者が悪用します。

風俗嬢がお店から個人情報を悪用されて悩んでいる書き込みが相談サイトに多く寄せられていますので、ここで事例の一部紹介しましょう。

お店を辞めたいと思い、そのことを伝えると、
辞めたら親に言う、それが嫌なら出勤しろ』
と脅されました

先日、風俗店(デリヘル)を即日で辞めたいと申し出たら、1か月前に言わなきゃいけないルールがあるから無理だと言われ
さらに今辞めるなら各所で私が働いていたことをばらす、と強い口調で脅されました。

もちろん全ての風俗店がこのような卑劣な引き止めをするわけではないにせよ、ネットで出回っているこのような相談事例は”氷山の一角”と考えた方が良いでしょう。

店は女の子の様々な個人情報を握っています。売り上げが下がることを怖れて女の子が辞めるのを阻止するために、手中にある個人情報を悪用して、事例のように脅してくることもあるのです。

被害にあった時の対処法については、風俗を辞めたいのに辞めさせてくれない悩みに弁護士が明確に回答にわかりやすく解説されています。

退店後もホームページから写真を消さない

女の子が退職したのに店のホームページから写真を消してくれない、あるいは勝手に使われているという被害が相談サイトに多く寄せられています。相談事例の一部を実際に見てみましょう。

体験入店しに行ったんですが最初の面接の時に契約書を書かされました。その中に入店後の写真は店側に任せる。というかものもありましたが、サインをしてしまいました。
その後写真撮影などがあり、そこから出勤だったのですが客層が悪く辞めようと思いましたが
その場で辞めます。とは言いにくく次の出勤日だけ決めて帰宅しました。そして次の日に担当の方に辞める報告と写真の削除をお願いしましたが
契約書にも書いてあった通り写真は店側に任せる事になっているので削除はできない。ときました。

退店済みの風俗店がホームページの写真を消してくれません。
退店から四年近くたちます。

昨年一度メールで写真を消すようにお願いしたところ、一度消してくれたのですが、数ヶ月後に源氏名を変えてまた同じ写真が掲載されていました

写真を完全に消してもらうにはどうしたらいいですか?

個人情報保護法では、写真であっても、本人が特定できるものであれば個人情報にあたるとされています。

しかし、女の子が多く在籍していると見せかけるために退店した後も在籍していた女の子の写真をそのままホームページや風俗情報サイトに掲載したままにする風俗店も少なくありません。

個人情報が悪用されたらどうすべき?

内容証明郵便を送る

費用を抑えた解決方法としては、行政書士に内容証明郵便を送ってもらい、個人情報を悪用した親や昼職への連絡や、写真の無断掲載をしないよう注意してもらうことです。

9800円でしっかりとした内容証明郵便を作成してくれる行政書士もいますので、15000円~25000円といった相場以下でも依頼が可能です。

ただし、内容証明郵便には法的効力は一切ありません。また行政書士は風俗店と交渉することが法律上できませんので、あくまでもダメ元と割り切った方が良いでしょう

弁護士に交渉してもらう

内容証明を店に送り付けることで、オーナーや店長の感情を刺激して逆効果になってしまう怖れがある場合には、弁護士に交渉してもらうことをお勧めします。

弁護士は国から代理交渉権限を与えられていますので、店の責任者と面談したり電話することで、個人情報を悪用・流出させないよう直接交渉することができます。

また、弁護士が介入することで、依頼者やその家族・友人知人等へ店が連絡することは禁止されます。また、肖像権の侵害を理由に写真の掲載をすぐに取り下げるよう要請もできます。

弁護士に刑事告訴や民事訴訟を起こされたくないため、ほとんどのケースで店は従います

家族や周りの人に風俗勤務を絶対に知られたくない、一刻も早くネットから自分の写真を消したい方であれば、まずは弁護士に相談し、必要に応じて交渉を依頼しましょう。

当法律事務所は、穏便且つ内密に風俗トラブルを解決することを得意としております。親身誠実をモットーとしておりますので、お困りの方はまずはお気軽にご相談ください。

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