風俗で妊娠した女の子がやるべき5つの対処法を弁護士が解説

法律事務所には、風俗で働く女の子から「お客さんの子を妊娠してしまいました。弁護士さんに解決してもらえますか?」といったご相談が多く寄せられます。

日に日にお腹の子は大きく育ってくるわけですから、毎日が不安で仕方のないお気持ちだと思います。

そこでここでは、

  • 風俗で妊娠してしまう経緯
  • 風俗で妊娠してしまった時に女の子がとるべき対処法

につき、風俗トラブルに強い弁護士がわかりやすく解説していきます。

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風俗で妊娠してしまう経緯

風俗で妊娠する職種といえば、本番行為を伴うことが前提のソープをイメージする方も多いでしょう。

しかし、ソープは本番ありきの仕事であることから、女の子も低用量ピル(避妊率99%以上)を服用したり避妊リングを装着するなどの対策をしっかりとっています。

むしろ、本番行為がない(はずの)ヘルスやデリヘルで働く女の子からの妊娠トラブルの相談が弊所には多く寄せられます。

では、彼女達はどのような経緯で妊娠してしまうのでしょうか。

ゴムをつけたのに妊娠してしまう

風俗での本番行為は法律で禁止されていますし、店からも厳重注意を受けている場合もあるでしょう。

しかし、本番に応じることでお客からお手当てを貰える、指名客を増やせる、手や口を使わないから楽、といった理由から、「ゴムをつけるなら…」と本番に応じる女の子もけして少なくありません。

しかし、コンドームの装着方法が間違っているなどして、膣内でゴムが外れたり破けてしまい精液が漏れ出てしまったことで妊娠してしまうことがあります。

また、日本産科婦人科学会監修のサイトにも書かれていますが、コンドームをつけていても妊娠してしまう人は約14%もいますので、ゴムありだから安心というわけではないのです。

素股の最中に挿入された

女の子が自分の陰部にお客の男性器をこすり付けて射精に導く「素股」でも妊娠することはあります。

ローションで滑りを良くしているため、つい誤って挿入されてしまったり、中には意図的に挿入してくるお客もいます。

慌てて引き抜いたとしても、男性は勃起した時点で精液が含まれた液体(カウパー液、ガマン汁と呼ばれています)が陰部から分泌されているためほんの短い時間挿入されただけでも妊娠してしまう可能性はあるのです。

なお、お客の精液が膣口付近に付着したため妊娠を心配する女の子もいますが、以下のように、「妊娠の可能性はほぼない」と医師が回答していますので不安になる必要はないでしょう。

受精は子宮奥の卵管という部位で起こります。仮に精子が出ていて膣に付着しても、その精子が膣~子宮~卵管と到達するとは到底思えません。(膣内射精をしてようやく精子が到達できる部位ですから)なので妊娠の可能性はほぼないと考えて大丈夫ですよ。ご安心ください。

ゴムなしの避妊法に失敗した

ゴムをつけない避妊法として、射精の直前に膣内から男性器を抜く膣外射精(いわゆる”外出し”のこと。風俗用語でNS(ノンスキンの略)といいます)があります。

しかし、膣外射精が間に合わず中に出してしまったり、カウパー液によって妊娠してしまうこともあります。

医療法人社団エムズが運営するサイトによると、膣外射精の妊娠率は約22%程度ですので、約5回に1回もの高確率で妊娠するリスクがあるのです。

また、医療法人成和会 産婦人科山口病院のサイトによると、低用量ピルを飲み忘れるなどした場合に妊娠する確率は5%にまで上がります。

うっかり飲み忘れていたこと自体を忘れてしまい、「NN(生中出しの略)させてくれたら別途〇万円払うよ」といったお客の甘い誘いに応じて膣内射精を許してしまい、結果妊娠してしまうケースもあるのです。

本番強要された

風俗嬢が拒否しているのに、無理やり本番行為をすることを本番強要といいます。

正常位やバック素股の最中に興奮して勝手に挿入してくる場合や、本番をお願いした女の子の拒否反応や抵抗が少なかったため同意があるものと勝手に勘違いして挿入してくることもあります。

また、店外デートでは風俗店の監視の目がないことからお客がハメを外してレイプまがいのプレイをしてくることもあるのです。

これまで説明したように、ゴム装着の有無や、外出し中出しに関わらず妊娠するリスクはありますし、実際に本番強要で妊娠した女性が弁護士に相談してくるケースも少なくないのです。

【関連記事】

風俗嬢が店外デートで負う5つのリスク【お客もリスク有り】

風俗で妊娠した女の子がやるべき対処法

交際しているわけでもなく、恋愛感情もない風俗客の子供を産みたいと考える女の子は皆無に等しいでしょう。

とすれば、中絶手術で赤ちゃんを堕ろす必要がありますが、一定期間を経過すると中絶手術ができないと法律で定められています。

そのため妊娠に気付いた時点で女の子は早急な対応をする必要があります。ここでは具体的な対処法につき解説していきます

①まずは妊娠や中絶について最低限の知識を頭に入れる

後で説明しますが、妊娠トラブルを解決するにあたり、最終的にはお客との話し合いが必要です。

しかし、女の子側に妊娠や中絶についての知識が全くない状況ではスムーズに話し合いがまとまることはないでしょう。

例えばお客に中絶費用を請求したとしても、「なぜ父親が自分と言えるの?中絶費用を支払わなくてはならない根拠は?」と返答されることは目に見えています。

お客から受けた質問に対してある程度明確な回答ができなければ妊娠詐欺を疑われてしまう可能性も十分あります。

(関連記事:風俗嬢を妊娠させた!?中絶費用などの要求にアナタがとるべき対処法

そこで、以下の妊娠や中絶に関する知識は最低限頭に入れておくことをおススメします。

自分が妊娠(受精)した日の調べ方

精子が卵子がくっついて受精した日がわかれば、お腹の中の子の父親がある程度絞り込めるでしょう。

しかしネットで調べても医学的な専門用語も多く、いつの日に自分が妊娠したのか分からない人も多いのではないでしょうか。

そこでまずは、出産予定日計算ツールで出産予定日を調べ、次いで、出産予定日から行為日を計算ツールで受精日(性行為をした日)を調べましょう。

ただしこれらのツールはあくまでも「目安」が分かりますが、確実とは言い切れません。

より正確性の高い情報が必要であれば一度産婦人科の専門医に相談してみましょう。

出生前のDNA鑑定ができる時期や費用

母親の血液と父親の口腔上皮(ほっぺたの内側をこすった綿棒)があれば、子供が出生する前に父親と胎児のDNA親子鑑定をすることもできます。

DNA鑑定ができる時期は鑑定する会社により違いますが、妊娠7週目~妊娠9週目から検査でき、費用はおよそ135000円~180000円程度が相場です。

(参考サイト:出生前DNA鑑定|妊娠中の母親の血液から出生前のDNA鑑定

中絶可能な時期

母体保護法という法律で、妊娠22週目からは中絶を禁止されています。つまり中絶可能な期間は、妊娠21週と6日目までです。

妊娠週数を調べたい方は、妊娠週数の計算方法・自動計算ツールが便利で分かりやすいでしょう。

中絶に関する費用

  • 妊娠してから中絶するまでの間の診療費や交通費
  • 中絶前の検査費用や入院費用や交通費
  • 中絶手術の費用
  • 手術により仕事を休んだ場合の休業損害
  • 術後に後遺症が残った場合の治療費や交通費 など

なお、中絶費用の相場としては、初期中絶(妊娠12週未満)で10万円~15万円中期中絶(妊娠12週以降)では20万円~50万円となります。

中絶に関する費用の負担割合

お客との合意のもとで本番行為をして妊娠した場合は、上でお伝えした「中絶に関する費用」の半分をお客に請求できます。

ただし、本番強要をされた、ゴムをつけていないにつけていると嘘をつかれていた、行為の途中で勝手にゴムを外していた、といったケースでは全額負担をお客に求めることができます。

慰謝料請求の可否

合意の上の本番行為で妊娠したのであれば、原則として慰謝料は請求できません

ただし、中絶で慰謝料が認められるケース4つ。相場と請求方法を弁護士が解説でも書かれていますが、女性からの妊娠の連絡を受けたのに男性が無視をしたり、手を差し伸べる行為を一切しないなどの事情がある場合は慰謝料請求が認められることもあります。

また、本番強要や避妊をしていないのにしていると嘘をつかれた、勝手にゴムを外したようなケースでは慰謝料請求が認められます。

あくまでも目安ですが、慰謝料相場としては、50万円~、とくに暴力や脅迫でレイプされたようなケースでは100万円~300万円、多いと800万円~1000万円で示談が成立することもあります。

②病院で診断書をもらう

お客に妊娠したことを伝え、妊娠週数などからそのお客が子の父親であることが高いことを説明したとしても、「口ではなんとでも言える」と返されることがあります。

そこで、事前に産婦人科で検診し、診断書をもらっておきましょう。

診断書には、診断書を発行した日に妊娠〇週〇日といった記載がされていますので、それをもとに、そのお客との性行為日が受精日である可能性が高いことを説明していくことになります。

③できれば店のスタッフに相談する

素股の最中の事故や本番強要で妊娠した場合は女の子に責任はありませんので、店長やスタッフに堂々と相談しましょう。

女の子は風俗店にお金を運んできてくれる大切な存在ですので、お客の行為が原因で女の子が困っている状況を知れば通常は手助けしてくれます。

女の子に代わってお店がお客と電話交渉したり、話し合いの場を作るよう動いてくれることが期待できます

ただし、店外デートや店に内緒で本番をして妊娠した場合には店に相談することは難しいでしょう。

店外デートや本番行為が発覚すれば、女の子に数百万円の罰金を科すような厳しい店もあるからです。

こういったケースでは、次の「④(自分で)お客と話し合いをする」または、「⑤弁護士にお客との交渉を依頼する」のどちらかを選択する必要があるでしょう。

④お客と話し合いをする

「あのお客が子供の父親で間違いない」と確信できたのであれば、お客に連絡を入れます。

妊娠詐欺を疑われないためにも、専門医から診断書を作成してもらった事実を報告しお客が希望するのであれば診断書を見せる準備があることを伝えましょう

話し合いの場所・日時が決まったら、診断書のコピーをとり、個人情報(本名等)が書かれた箇所はマジックで塗りつぶすなどして持参しましょう。

とはいえ、「私が子の父親だと証明するものはなにもない。あくまでも推測に過ぎない」とお客が反論してくることは容易に想像できます。

お客の言う通り、たしかに受精日はあくまでも推測ですし、その日に性的サービスをしたほかのお客が父親であることも十分あり得ます

お客に対してDNA鑑定に協力するよう求めるのも一つの手段ですが、鑑定費用にお金がかかるうえに、鑑定に協力しなければならない法的義務もありません。

つまりお客が否認する以上、女の子や店のスタッフがそれ以降の交渉をすることは難しいと考えた方がいいでしょう

話し合いで注意すること

お客が応じないからといって、「払わないなら会社や家に全部バラす」「不良の知り合いがいるから取り立ててもらう」などと脅せば恐喝罪が成立します。

逮捕されれば10年以下の懲役刑となりますので、感情的な行動をとらないよう気を付けましょう。

⑤弁護士に依頼して交渉してもらう

女の子側が弁護士を立てることで訴訟も辞さないというメッセージがお客に伝わります。

それにより、面倒ごとにしたくないという心理がお客に働くため、話し合いに応じる姿勢を見せるようになります。

しかし既にお伝えしたように、合意のある本番行為での妊娠では、中絶費用や診療費、休業損害等の半分しかお客に請求できません。

費用対効果の観点から、弁護士に依頼せずに泣き寝入りする女の子が多いのが現状です。

ただし、本番強要などのケースでは、中絶費用等に加え慰謝料を請求できることもありますので、弁護士に依頼する意味はあるでしょう

もちろん、お客に資力がないなどのリスクもあるため、弁護士に相談して今後の見通しを聞いてよく検討してから依頼すべきでしょう

当法律事務所では、全国どこからでも24時間風俗トラブルのご相談を受け付けております。

親身誠実をモットーとしておりますのでどうぞお気軽にご相談ください。

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